@article{oai:shohoku.repo.nii.ac.jp:00000908, author = {伊藤, 善隆 and Ito, Yoshitaka}, issue = {38}, journal = {湘北紀要, Journal of Shohoku College}, month = {Mar}, note = {本稿では、雲裡坊(元禄六年~宝暦十一年)の伝書『答問書』(個人蔵)を翻刻する。雲裡坊は、渡辺氏。支考門の俳人で、初号を杉夫、別号を有椎翁・三四庵・鳥巣仁などと称した。尾張の人だが、のち名古屋から桑名に移住。さらに大津の無明庵五世となって、義仲寺境内に幻住庵を再興し、没後は義仲寺に葬られた。桑名に移住した時の記念集である『柱隠』(享保十三年自序)、支考十三回忌集『桑名万句』などの編著がある。『答問書』は、その雲裡坊の俳諧観や俳論を伝える内容を持ち、享保・宝暦期における俳論や伝書の流布を検討する上でも興味深い資料である。たとえば、第六段「曲節二体の事」には、「附句に曲節地」があると述べる。付句の案じ方について解説した記述だが、現代の私たちが当時の連句を解釈する際にも参考になる内容である。}, pages = {17--34}, title = {雲裡坊著『答問書』}, year = {2017}, yomi = {イトウ, ヨシタカ} }