@article{oai:shohoku.repo.nii.ac.jp:00000911, author = {赤井, 裕美 and Hiromi, Akai}, issue = {39}, journal = {湘北紀要, Journal of Shohoku College}, month = {Mar}, note = {我が国の保育・幼児教育現場では、唱歌や童謡を用いることが多い。明治後期に文部省が編纂した「尋常小學唱歌」には、現在まで歌い継がれている曲も含まれている。その歌集は「尋常小學國語讀本」の韻文を基に作られたものであるが、昭和初期に、イタリア人神父であるヴィンチェンツォ・チマッティが同じ韻文を基に歌曲を作っている。日本に強い愛着を持っていたチマッティ神父は、積極的に幼児らと関わり、宣教・布教活動を行う中で、「富士山」や「かたつむり」といった日本の唱歌と同じタイトルの歌曲を作り、子どもたちと一緒に歌っては喜ばれ、親近感を持たれていたという。昨今の保育現場及び保育者養成機関においては、このような史実に触れる機会は多いとは言えない。しかし、こういった事実に関心を持つことは、子どもの教育や保育のあり方を一段と充実したものにし得ると考える。}, pages = {1--14}, title = {イタリア人神父によるもう一つの「唱歌」}, year = {2018}, yomi = {アカイ, ヒロミ} }