@article{oai:shohoku.repo.nii.ac.jp:00000935, author = {大川, なつか and OKAWA, Natsuka}, issue = {40}, journal = {湘北紀要, Journal of Shohoku College}, month = {Mar}, note = {西洋において記憶術は、修辞学の一つとして古い歴史をもつ。しかし、我が国の西洋教育史において、記憶術はこれまであまり着目されてこなかった。そこで本稿では、記憶術の歴史をエラスムスにみる教育方法を中心に検討する。キケロの記憶術は、クインテリアヌスによって批判的に受け入れられ、エラスムスによって受け継がれる。他方、エラスムスは、キケロ主義者であり、また新プラトン主義者でもあったカミッロと記憶術を巡って対立する。16世紀当時、彼らの論争は、ルネサンス期の記憶術の在り方において関心を集めたが、その影響は、17世紀に初の子ども向け絵入り教科書『世界図絵』を出版したコメニウスの中に見て取ることができる。}, pages = {49--59}, title = {教育方法としての記憶術の受容と展開―エラスムスを中心に}, year = {2019}, yomi = {オオカワ, ナツカ} }