@article{oai:shohoku.repo.nii.ac.jp:00000969, author = {横手, 逸男 and YOKOTE, Ituso}, issue = {42}, journal = {湘北紀要, Journal of Shohoku College}, month = {Mar}, note = {平成28(2016) 年に発表された「天皇陛下のおことば」を受けて,内閣は,「天皇陛下の退位等に関する皇室典範特例法案」を作成し,本法案は平成29(2017) 年6 月に可決成立し,平成31(2019) 年4 月30 日に施行された。平成から令和へ,皇位継承式典は,政府の閣議決定により策定された基本方針により,概ね静謐な環境の下で挙行され,新型コロナウィルス感染拡大を受け延期されていた「立皇嗣の礼」も,令和2(2020) 年11 月8 日に実施され,一連の皇位継承儀式はすべて終了した。  しかし,皇室が直面している大きな課題として,「皇位継承の安定性の確保」という問題は,依然として未解決である。この問題は,小泉内閣や野田内閣のもとでも議論され,皇室典範特例法案の審議過程においても浮上した。  皇室典範特例法の成立に際しては,「女性宮家の創設等」,「皇位継承の安定性の確保」を政府に求める附帯決議が採択された。政府の今後の対応が注目される。  本稿では,「皇位継承の安定性の確保」をめぐる今までの主な論議を振り返り,その論点と課題を明確にしたい。}, pages = {163--180}, title = {「皇位継承の安定性の確保」をめぐる論議}, year = {2021}, yomi = {ヨコテ, イツオ} }